自転車ダイエット [ダイエット]

 

そもそも「太っている」とは、余ったエネルギーが体脂肪となって蓄積された状態であるのは、誰もが知っている通りです。そしてそのエネルギーは、「食べる」ことによって補充しているのは言うまでもありません。また、皮下脂肪は外見上の太さで分かり易いのに、内臓に付いた脂肪は外見で分からないので、外見に係わらず、「太り具合」をより客観的に示す数値として、「体脂肪率」が利用されています。

 

さてそうなると、エネルギーが余るか余らないか、これこそが最も重要な鍵で、ちょうどいい具合に、食べたエネルギーと消費されるエネルギーのバランスが保たれていれば、決して太ることはない訳です。そして、このちょうどバランス良く保たれるエネルギー量が、「基礎代謝」と呼ばれるものです。つまり、基礎代謝より多くのエネルギーを摂取すれば太り、少なく摂取 していれば太らない訳です。但しエネルギーの摂取が少ない場合は、別の問題として「栄養不足」をもたらす可能性に注意を払うべきです。

 

そして、どんなに食べ過ぎない食生活を続けていても、基礎代謝が加齢と共に減少してしまうので、必然的にエネルギーの摂取量が基礎代謝を上回ってしまい、男女を問わず、どうしても「中年太り」が起こってしまうのです。このような「太るカニズム」を理解し ているからこそ、今あなたは、健康でスリムな体型を取り戻したいと願い、ダイエットに取り組んおられることでしょう。

  

車輪

超簡単な、ダイエットの原理
  
 

ダイエットと言うと、必ずと言っていいほど「カロリー計算」が持ち出されますが、誰もが栄養学に精通しているはずもなく、自分で正確に計れるモノでもありません。自分で正確に測定できないモノにいくら気を配っても、所詮は推測に過ぎないので、そんな仮定の計算などは考えず、確実に、正確に計測できる体重に注目しましょう。

 

この際、栄養価については別の観点(一言で要約すれば、「偏食なく、まんべんなく何でも食べることが大切」です。)で気を配ることにして、とにかく「減量」を中心に考え、単純な理屈を考えてみると、「体重が増減する要素はたった3つ」に集約できます。

基となる体重に対して、「(A) = 食事の重量」が加重され、「(B) = 排泄の重量」が減量されます。そして、「(C) = 生活によって、エネルギーに化けて消費される重量」が減量されます。これらは、精度の高い体重計を使うだけで、実に正確に、しかも簡単に計測できます。

 

単純に、(A) - (B) を「体内残留重量」として捉えると、その全体ではなく、何割かだけが基礎代謝分であるために、体重が増えてしまう訳です。つまり、(A) - (B) が (C) と等しければ太ることはないのに、(A) - (B) が (C) より重いために太る訳ですから、(C) を増やして (A) - (B) より大きくすれば、ダイエットできる訳です。例えば、以下のように架空の数値を当てはめて考えてみましょう。

 

(A) = 1,000g 、(B) = 600g 、(C) = 380g だとすると、(A) - (B) の 400g は (C) より 20g 多いことが分かります。これを1日分として考えると、1ヶ月で 600g 体重が増加することになります。そこで、(A) を減らすことで (A) - (B) を 20g 減らせばと考えられますが、安易な減食は健康を害することにつながります。だからこそ、きちんと (C) を増やさなければなりません。

 

当たり前のことですが、車はガソリンを消費しながら走り、ガス欠では決して走ることができず、走ると共にガソリンが減るので、走るほどに全体の重量は減ります。人間もそれとまったく同じ法則に従っていて、「エネルギーを使えば使うほど、必ず体重は減る」のです。だから、運動でエネルギーを消費しなければ、減量はできません。

  

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超簡単な、体重の測定方法
  
 

なるべく精密に体重を計測するには、やはり精度の高い体重計が必要ですが、家電屋さんに色々と並んでいるので、100グラム単位まで計測できるタイプを選ぶことです。勿論、それ以上の精度があれば、それに超したことはありません。

 

計測は、自分に最も適した運動量を知ることができるまで、なるべく多くそれぞれの前後で計測します。つまり食事の前後、排泄の前後、運動の前後に、なるべく多く計測することによって、自分の平均値を知ることができます。また、毎日同じタイミングで計測することも大切です。

  

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超簡単な、自転車ダイエット
  
 

毎日走り始める前に、まず準備としてはコースを決めなければなりませんが、安全性を第一に考えて、テスト走行をしてみましょう。効率よく走るためには、なるべく長い距離を停止することなく走ることができ、勾配があまり無いことが理想的です。運動のためには坂があった方がいいように思われるかも知れませんが、そうではなく、コンスタントに一定の速度を維持しながら、なるべく漕ぎ続けることができる方が好ましいのです。そうすれば、その日の体調に合わせて、自在に速度を調整しながら走行できます。

 

走行する前後には必ず体重を測定し、エネルギーの消費で減量される重量をしっかり把握します。すると、どれだけの距離を何分程度で走ると、どれだけの体重が減るのか、ちゃんと明確な数字で見えてきます。そうやって見えてきた数字が、ほぼエネルギー消費で燃焼して減った、体脂肪の重量です。これは発汗した汗の重量ではないので、走行中に水分をいくら補給しても、それが体重の増加につながることはありません。

 

最初の走行距離は、目安としては一日に10Km程度から始めて、徐々に延ばして行くといいでしょう。走行速度は、最初は時速15Km程度で流してみて、あまり負担を感じなければ、次第にスピードアップしてください。ママチャリで軽く転がす程度がほぼ時速15Km~17Kmで、普通に歩く速度はだいたい時速5Km~6Kmです。

 

平均時速15Kmで走れば10Km走るのに40分かかり、時速20Kmなら30分ですが、毎日の自転車走行に割ける時間と照らし合わせて、自分に最適な距離とスピードを発見してください。ちなみに私の場合は、一日30Kmをほぼ90分で走ることを繰り返した結果、1年間で8Kg以上の減量ができました。とは言っても、距離は徐々に延ばし、スピードも慣れるに従って上げた結果で、最初の3ヶ月は5Kg減量できました。

 

何が大変かと言えば、やはり続けることこそ最も大変です。しかし、自転車に乗って外を走るのは、室内でルームバイクを漕ぎ続けるより遙かに楽しく、スリリングなものです。景色を楽しみ、風を切る爽快感を楽しみ、汗を流す達成感を楽しみ、考える時間を持つ歓びを味わいながら、ダイエットを楽しむことができます。

  

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自転車走行最大の特徴
  
 

ウォーキングやジョギングを始めたまでは良かったけど、体重が増え過ぎていたために足首や膝が痛くなってしまい、挫折する羽目になった経験はありませんか?

それはつまり、ダイエット方法の選択を誤ったことに他なりません。生活上何をするにしても、常に体重をどこかで支える必要があり、その荷重は今どこに最もかかっているのか、ちゃんと考える必要があります。老後の運動や病後のリハビリに、プール内の歩行が最適なのはそのためです。

 

自転車の場合は椅子に座った状態ですから、全体重の殆どをサドルに預けていることになり、水中で浮力が体重を支えているのと似ています。そのため、長時間ペダルを踏み続けても、足首や膝に大きな負担をかけません。

 

但し当分の間は、1時間ほど乗車していると次第にお尻が痛くなりますが、3ヶ月も走ればかなり緩和され、半年後には殆ど痛みを感じなくなります。距離と時間の違いや、個人差などありますが、お尻を痛めるような痛みではないし、必ず慣れます。

 

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